<ムンク展―共鳴する魂の叫び>を見て叫びたくなったのでブログ記事にしました
Ranapapaです。
今日は、東京都美術館へムンク展を見にいきましたので、気づきをシェアしたいと思います。
ムンク展
https://www.tobikan.jp/exhibition/2018_munch.html
ムンク展―共鳴する魂の叫び
Munch: A Retrospective
2018年10月27日(土)~2019年1月20日(日)
ムンクといえば「叫び」くらいしか知らない私ですが、先日読んだ、
世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?
経営における「アート」と「サイエンス」 (光文社新書)
を読んで、美意識を鍛える方法の一つに絵画を鑑賞することが書かれていました。
ムンク展が気になっていたので、さっそく展示2日目のムンク展に行ってきました。
こちらのエントリーもご参考まで。
https://ranapapa.hatenablog.com/entry/biishiki
午後2時過ぎに東京都美術館に到着。
日曜日の午後で混雑していましたが、チケットはカウンターへ5分程ならんで買うことができました。
私と妻の二人、当日券一般1600円×2枚=3200円をスイカで支払う。
中学生以下は無料なので、2歳の娘は無料でした。
ちなみに、高校生は12月無料とのことなので、12月に行く方がお得です。
やはり代表作の『叫び』には一番たくさんの人が集まっていました。
『叫び』をはじめとするムンクの作品の感想としては、
なんとも言えない、言葉にできない不安を表していると感じました。
ムンクの経歴を読むと、幼い時から母をはじめとする家族が結核で次々に死んでいったことに関係しているのではないかとも感じます。
そのほか、
展示場にはムンクのスケッチブックに書いてあったという言葉の中で以下が印象的でした。
私は見えるものを描くのではない
見たものを描くのだ
自然とは、目に見える物ばかりではない
瞳の奥に映し出されるイメージ
魂の内なるイメージでもあるのだ
ムンクは芸術家ですが、一方で哲学者のような言葉を残していたんだなと、ムンクが書いたニーチェの肖像画を見ながら考えていました。
ニーチェの肖像画は、ニーチェ没後にニーチェの妹に頼まれて書いたそうです。
また、芸術家として生きていくために、生涯独身で通したというスタンスにストイックさを感じました。
以上、簡単ですがムンク展の感想でした。
2019年1月20日(日)まで開催しているので、今度は一人でゆっくり鑑賞してみたいと思いました。
この記事を読んだ方が少しでも役に立つと嬉しく思います。
『ムンク展 共鳴する魂の叫び』 公式ガイドブック (AERAムック)
ムンクの世界:魂を叫ぶひと (コロナ・ブックス)